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ニューヨークピュアラブストーリー・第二十九話

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エレベーターホールの前まで戻ってきた良明

は、今度は左の廊下へと進んでいった。

「え、そっちなの?」

ゆみも、良明の後についていく。

左の廊下の突き当たりにたどり着くと、良明

は、そこの前で立ち止まった。

「良明君のお家って、ここなの?」

ゆみは、突き当たりの部屋のドアを眺めた。

と、良明がまた廊下を戻り始めた。途中にあ

るドアを開けると、その中に入った。

「ここは階段だよ」

良明の入ったドアの向こうは、階段室になっ

ていた。良明は、階段を上がったり、下りた

りし始めた。ゆみも、良明の後にくっついて

上り下りするしかなかった。

ゆみは、上り下りしながら、ここが学校だっ

たら、ゆみの方が、次の授業はどこの教室か

わかっているので、良明を連れていくことが

できて楽なのにと思っていた。

良明が、階段室の扉を開けて、外に出た。

良明が出た階は、12階だった。不吉な13

階は存在しないので、1階降りた階だった。

「ここのフロアだったの?」

ゆみが聞くと、良明はいきなり走り始めた。

ゆみも置いていかれないように、一生懸命に

走って追いかけた。

良明は、やって来たエレベーターに乗った。

ゆみも一緒に、エレベーターに乗った。良明

は、地階のBボタンを押した。

「ベースメント(地階)なの?」

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