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ニューヨークピュアラブストーリー・第三十六話

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「英樹、野球が上手だってさ」

「それじゃ、週末は公園に来いよ」

「俺たち、日本人同士で野球しているから」

英樹と椎名は、良明を野球に誘った。

隆の仕事は、会社の社員や社員の家族たちの

ニューヨークでの生活サポートだ。良明が英

樹たちと仲良くしているので安心した。

「お兄ちゃんの日本語は通じるのね」

ゆみは、隆が普通に良明と日本語で話してい

る姿を見て、羨ましく思っていた。

「私も、日本語上手になりたいな」

ゆみは、隆に言った。

「桐香にもっと日本語を教えてもらいな」

隆は、ゆみに答えた。

「ゆみちゃんの日本語下手じゃないよ」

桐香は、ゆみに言った。

「私に、ゆみちゃんの日本語通じているよ」

由香も、ゆみに答えた。

「多分、お兄ちゃんにも通じているよ」

桐香は、ゆみに言った。

「良明君、ずっと黙ったままなの」

ゆみは、桐香に質問した。

ゆみと桐香の話を聞いていた良明の母は、良

明は、学校ではすごく恥ずかしがりやさんで

お友達と一切話す事が出来なくなるのだとい

うことを隠さずに打ち明けた。

「そうなんですか?」

おやつを食べ終わって、英樹たちとサッカー

ボードゲームに戻って遊んでいる良明の姿を

眺めながら、岡島の奥さんに聞き返した。

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