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ニューヨークピュアラブストーリー・第六十六話

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隆は、ジョンソンアベニューでの買い物を終

えると、車をヘンリーハドソンパークウェイ

の反対側に周して、ゆみの学校前の道路に立

ち寄っていた。隆は根っからの運動好きだ。

「まだ、野球の試合しているじゃん」

隆は、シートンパークの前に車を停めると、

運転席を降りて、公園へ走って行った。

「早く帰りたいのに」

ゆみは、買った食材の事を気にしていた。

「よ、まだ野球の試合をしているのか!」

隆は、グランドの英樹たちに声をかけた。

「あ、隆先輩!」

ゆみも学校で人気あったが、それ以上に長身

ですらりと伸びたイケメンの隆は、学校の子

どもたちにも、優しいお兄さんとして大人気

な存在だった。

「試合はボロ負けでした。なので練習中」

英樹は、隆に答えた。治たち低学年の子たち

はもう既に家へ帰ってしまっていた。

「なんか、そんな感じだな」

隆は、腰に手を当て、揺らしながらバットを

握ると、グランドにいる英樹たちにノックを

開始していた。

「最近、体を動かしていないからな」

隆は、バットとボールの感触を確認した。

隆は、右へ左へと自由自在にバッティングし

ていた。高校生の頃は、野球とフットボール

が得意な隆、テニスが上手な由香で学校のス

ポーツ大会では、人気の2人だった。

「お兄ちゃん、帰らないの?」

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