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ニューヨークピュアラブストーリー・第六十話

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ウイリアムは、ゆみが見ているので気合いが

入ったのか特大のホームランを打った。

その後に続く選手たちも、次々とヒットを打

ちまくって、打たれた側のピッチャーの英樹

は、疲れてヘトヘトになっていた。

「タイムー!」

キャッチャーの良明は、マウンドに走ってい

くと、英樹に声をかけた。

「ピッチャー交代しよう」

「交代といっても、誰もいないだろう」

良明が、英樹に言われ、ベンチの方を見ると

ベンチには治が1人残っているだけだった。

「俺が投げる」

良明は、英樹に言った。

「治にキャッチャーをやらせる、おまえは一

塁でも守って、身体を少し休めてくれ」

良明は、英樹からピッチャーを交代すると、

豪速球を投げ、バッターは空振りした。

良明の豪速球にバッターは手が出せず、良明

は、次々と三振を取った。

「なんだ、彼の野球は天才じゃないか」

アメリカ人チームの子たちは、良明のボール

に手が出せず、空振りでベンチに戻ってくる

と、次々に驚いていた。

「彼は、野球がうまいのか」

ジェフたちに、同じ日本人ということで聞か

れる樺村だったが、樺村も良明のことはよく

知らなかった。

「すごいよ、良明君」

クラスメートのゆみも、誇らしかった。

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