中国からヨシュワキーが、ゆみたちのクラス
に転校して来て2週間ぐらい経った。
「ランチタイムだよ」
お昼休み、ゆみは、いつものようにヨシュワ
キーの手を引いて、食堂へ移動した。
「チェッカーしようか」
食堂でお昼ごはんを食べ終わると、シャロル
は、マイケルとチェッカーというアメリカの
ボードゲームで遊び始めた。
ゆみは、2人のチェッカーを眺めていた。
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中国からヨシュワキーが、ゆみたちのクラス
に転校して来て2週間ぐらい経った。
「ランチタイムだよ」
お昼休み、ゆみは、いつものようにヨシュワ
キーの手を引いて、食堂へ移動した。
「チェッカーしようか」
食堂でお昼ごはんを食べ終わると、シャロル
は、マイケルとチェッカーというアメリカの
ボードゲームで遊び始めた。
ゆみは、2人のチェッカーを眺めていた。
「ね、ちょっとお散歩しない?」
しばらく、シャロルとマイケルのチェッカー
を眺めていたゆみは、隣席のヨシュワキーに
声をかけてみた。
相変わらず、ゆみの日本語は、中国人のヨシ
ュワキーには通じていないようで、黙ったま
ま、ゆみの隣の席に腰掛けていた。
「お散歩に行こう」
そんなヨシュワキーの手を引いて、ゆみは立
ち上がり、一緒に食堂内を歩いていた。
「ゆみちゃーん!」
ゆみが、ヨシュワキーの手を引きながら、2
人で食堂を散歩していると誰かに呼ばれた。
「あ、椎名くん」
「ゆみちゃん、なんで良明と一緒にいるの」
ゆみは、椎名に質問された。良明が誰なのか
ゆみにはわからなかったが、椎名はヨシュワ
キーの方を指差していた。
「あ、うちのクラスのヨシュワキー君よ」
ゆみは、椎名にヨシュワキーを紹介した。
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