ニューヨークピュアラブストーリー・第十二話 #ニューヨークピュアラブストーリー

桐香のクラスは、ミラー先生のクラスだ。

ミラー先生が桐香を連れて、教室に入ると、

教室にいた生徒たちが桐香に注目した。

教室の生徒の大半はアメリカ人だったが、中

に何人か日本人の男の子と女の子の生徒もい

た。ミラー先生は、桐香の事を日本人の女の

子が腰かけている隣の席に決めた。

「こんにちは」

日本人の女の子が、桐香に日本語で接して授

業の内容とかも説明してくれて安心だった。

桐香の次は由香のクラスに移動した。

由香のクラス担任のマスタング先生は男の先

生だった。由香のクラスも、大半はアメリカ

人の生徒だったが、日本人の生徒も何人か在

籍していた。桐香のクラスと違い、女の子の

日本人生徒はいなかったので、日本人の男の

子の隣の席になった。

由香のクラスを案内している時に、良明のク

ラス担任のロースチン先生と出会った。

「後は、私が連れて行きます」

由香をクラスに案内している時、良明のクラ

ス担任のロースチン先生と出会った。

「彼、うちのクラスなの？」

ロースチン先生は、ゆり子先生から良明の事

を聞くと、後は自分がクラスまで連れていき

ますからと、良明のことを引き継いだ。

「お願いします」

良明は、ロースチン先生に任せて、ゆり子先

生は、京香のことをクラスに連れて行った。

「京香ちゃんのクラスに行きましょうか」