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ニューヨークピュアラブストーリー・第三十四話

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「どうぞ、皆さん、中に入って」

良明の母に言われて、ゆみと英樹、椎名も部

屋の中に招かれていた。お友だち3人と共に

最後に家へ入った良明は、母に小突かれた。

隆が慌てて隠してしまった壊れたバレッタの

件で、母が周りの子に気づかれないよう、そ

っと自分の息子の事を叱ったようだった。

「隆お兄ちゃんの妹なの?」

リビングのソファにいた桐香は、隆の妹、ゆ

みに出会えたことが嬉しそうだった。

ゆみは、家の中に招かれると、リビングの

隆が腰掛けていた隣のソファに腰掛けた。

「妹だから、隆お兄ちゃんの隣に座るんだ」

優しい隆お兄さんの事が気に入っている京香

が、ゆみの事を羨ましそうに言った。

「京香ちゃん、こっち側においで」

隆は、ゆみと反対のソファに京香を呼んだ。

京香は、嬉しそうに隆の横に来ると、隆の腕

に捕まって、嬉しそうにしていた。

「私たち、同じ病院で生まれたんだよ」

「病院?」

ゆみは、隆に聞き返した。

「病院、ホスピタルのことだ」

隆は、ゆみに通訳した。

「ごめんな。こいつ、だいたい日本語わかる

んだけど、たまにわからない単語もあって」

隆は、桐香に説明した。

「飛び級で、兄と同じ5年生だったんだね」

桐香は、ゆみに話しかけた。

「飛び級とかすごい、頭が良いんだね」

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