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ニューヨークピュアラブストーリー・第四十四話

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ゆみは、シャロルと良明と一緒に、天文学の

教室の中に入った。マイケルやクラスの皆も

教室に来ていて、皆は、天文学の先生の周り

に集まり、先生の講義を聞いていた。

先生の講義が終わると、教室内に設置されて

いるドーム型のプラネタリウムの中に入り、

壁際に丸く輪になって座り、天井に映し出さ

れる夜空で、先生の講義内容を実習する。

「きれいな夜空ね」

ゆみは、シャロルとプラネタリウムの夜空を

眺めた。授業が終わると、お昼ごはんだ。

「ランチに行こう」

ゆみも、シャロルに誘われて、良明の手を引

いて、3人で地下の食堂に向かった。

「今日はね、ロースハムのサンドなんだよ」

「いいな。あたしは、たまごサンド」

ゆみは、シャロルとお喋りしながら、お昼ご

はんの食事を楽しんでいた。

「良明君も食べようよ」

ゆみは、隣に座っている良明に聞いた。良明

は黙ったまま、椅子に腰掛けていた。

「ほら、もらった!」

ゆみは、隣に腰掛けていた良明の隙をついて

良明の抱えていたバッグを取り上げた。

「ゆみちゃん、何をやっているの?」

シャロルは、ゆみが良明の事をいじめている

のかと思って、やめさせようと声を掛けた。

「良明君のお弁当発見!」

ゆみは、良明のバッグの中から勝手に、お弁

当を取り出して、机の上に広げた。

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