かないだろう」

「だよね!」

香織は、嬉しそうに隆へ返事した。

「それじゃ、俺らは、ポンツーンでラッコが

降りてくるのを待っているから、香織は麻美

子や香代と出航の準備をして、クレーンで下

ろしてもらって、ポンツーンまで回してもら

えるか」

「わかった」

「ポンツーンで、舫いロープは受け取るよ」