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ニューヨークピュアラブストーリー・第二十三話

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「ヨシュワキー君は中国から来たのよ」

ゆみは、2週間ぐらい前に新しくできたクラ

スメートの、中国人のヨシュワキーのことを

自慢げに椎名へ紹介していた。

「ヨシュワキーじゃないよ、良明だよ」

ゆみよりも、椎名の方がヨシュワキーのこと

を知っているようで、ゆみは否定された。

「良明君?」

「そう、彼は中国人じゃなく日本人」

椎名は、ゆみに説明した。

「なんで、ゆみちゃんと同じクラスなの?」

英樹は、良明がゆみと同じクラスだというこ

とを知って、羨ましそうだった。

英樹は、ゆみの事が好きで、出来ることなら

ば、自分が同じクラスになりたいのだ。

「多分、うちのクラスの日本人生徒の数が多

くなりすぎたから、ゆみちゃんのクラスに振

り分けられたんだと思うよ」

椎名は、英樹に解説した。

「俺が、ゆみちゃんのクラスに行くよ」

「英樹、勉強苦手でできないだろうが」

椎名は、英樹に言った。

「勉強ができない英樹が、ゆみちゃんの優等

生クラスに入れるわけないじゃん」

そう言うと、椎名は英樹のことを笑った。

「良明は?良明って勉強ができるのか」

「俺も知らないよ」

椎名も、まだ日本から転勤してきたばかりの

良明の成績については全然知らなかった。

「今日は午前中で終わりになります!」

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