「ぜったい良明のお母さんに言いなよね」
英樹は、ゆみに言った。
壊れた猫のバレッタは、兄に買ってもらった
大切なバレッタではあったが、そこまでしな
くても良いかなと、ゆみは思っていた。
「今日、良明のお母さんに言いに行きなよ」
英樹は、ゆみに再度、念を押していた。
「そこまでしなくても・・」
「いや、ちゃんと言わなきゃだめだよ」
英樹は、ゆみに言い含めていた。
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「ぜったい良明のお母さんに言いなよね」
英樹は、ゆみに言った。
壊れた猫のバレッタは、兄に買ってもらった
大切なバレッタではあったが、そこまでしな
くても良いかなと、ゆみは思っていた。
「今日、良明のお母さんに言いに行きなよ」
英樹は、ゆみに再度、念を押していた。
「そこまでしなくても・・」
「いや、ちゃんと言わなきゃだめだよ」
英樹は、ゆみに言い含めていた。
「こういうことは、ちゃんと言わないと」
「私、良明君の家を知らないし」
「俺たちと同じアパートメントだよ」
英樹は、ゆみに答えた。
「え?同じアパートメントなの?」
ゆみは7階で、英樹、岡本さんは同じアパー
トメントの4階に住んでいるのは知ってる。
良明も一緒のアパートメントだったとは。
「あたしと同じアパートメントなんだ」
ゆみは、良明君にも直接聞いてみた。
「帰り道一緒なんだから帰ろうぜ」
英樹の言葉で、椎名に、ゆみと良明も一緒に
家へ帰ることとなった。
「あれ、椎名君も一緒の家だった?」
「違うよ。まったく逆方向」
「そうだよね」
ゆみは、椎名に頷いた。
「けど。今日は、英樹の家の近所の公園で野
球することになっているからね」
椎名は、ゆみに説明した。
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