HASHDOG ハッシュドッグ X 軽井沢タイムズ Noveller

ハッシュドッグはハッシュタグで今をつぶやけるSNSコミュニティ produced by 軽井沢タイムズ Noveller

毎日のニュースは軽井沢タイムズで

ニューヨークピュアラブストーリー・第十話

最新のタイムラインを確認する

「大丈夫、日本語の勉強は後からできる」

女同士、同性同士、母親代わりとして普段か

ら日常よくゆみと接していた由香には、この

子は頭の良い子だ、今は現地の小学校で英語

のみの勉強でも、後から日本語の読み書きぐ

らいいくらでも理解できるようになれると感

じていた。そして、由香の思った通り、ゆみ

は、頭の良さで3年生への進級の時、飛び級

で一気に5年生へ進級してしまっていた。

「お兄ちゃん、会社は?」

ゆみは、まだ家にいる隆に質問した。

「今日は、岡島さんの子供の初登校だから」

「岡島さん?また日本から来た会社の人?」

ゆみは、隆が会社で総務の仕事していて、日

本から来たばかりの社員や家族の生活サポー

トも担当している事を知っているので、特に

驚きはしなかった。

「ゆみは、岡島さんを知らなかったんだな」

隆は、今度ゆみにも会わせないと思った。

隆は、岡島さんの奥さんと子供たちを、近所

の小学校に案内していた。

「家から学校までの道順は覚えたか?」

隆が聞くと、真ん中の由香が頷いた。

「私、方向音痴だけど、由香が道を覚えるの

得意だから、由香について行くわ」

と答えたのは、長女の桐香だった。

学校に到着したが、4人がそれぞれどこの教

室なのかがわからなかった。

「ゆり子先生に聞いてこよう」

隆は、職員室に皆と向かった。

リプライする

あなたもこのつぶやきにリプしよう。

お持ちのアカウントでログインすると、ここに表示されるつぶやきフォームで呟けます。 Login / Register

Noveller by 軽井沢タイムズ

Copyright © 2016-2024 HASHDOG ハッシュドッグ X 軽井沢タイムズ Noveller All Rights Reserved.

Produced by 読進社 Designed by 今井ゆみ | 利用規約 | プライバシーポリシー.