「あたし、先に帰るね」
まだ野球の試合は途中だったが、ゆみは、治
に言うと、メロディを連れて家に帰った。
「あれ、あの女の子は?」
良明は、1人でいた治に質問した。
「あの女の子って誰のこと?」
治は、良明に聞き返した。
「ゆみちゃんのこと?良明さんって、ゆみち
ゃんと同じクラスなんでしょう。あの女の子
じゃなく、ゆみちゃんと呼んであげてよ」
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「あたし、先に帰るね」
まだ野球の試合は途中だったが、ゆみは、治
に言うと、メロディを連れて家に帰った。
「あれ、あの女の子は?」
良明は、1人でいた治に質問した。
「あの女の子って誰のこと?」
治は、良明に聞き返した。
「ゆみちゃんのこと?良明さんって、ゆみち
ゃんと同じクラスなんでしょう。あの女の子
じゃなく、ゆみちゃんと呼んであげてよ」
「ただいま」
ゆみが、メロディと野球の応援から戻ると、
リビングのソファでうとうとしていた隆が立
ち上がって、出かける準備をした。
ゆみは、次の週の食料品を、日曜が休みの隆
と車で一緒に、買い物に出かけるのだった。
「ジョンソンアベニューでいいか?」
ゆみは、隆に言われて頷いた。
「A&Pでいいか?」
隆は、車のキーを持って、ゆみに聞いた。
「あれ、ゆみちゃんいないな」
英樹は、いつの間にかベンチからいなくなっ
ているゆみの姿に気づいた。
「先に帰ったよ」
「もう帰ってしまったのか」
「隆お兄さんと2人暮らしだからね。お買い
物とかいろいろやる事あるみたいよ」
治は、英樹に答えた。
「野球は、もう終わりにしないか」
アメリカ人チームから申し出があった。
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