HASHDOG ハッシュドッグ X 軽井沢タイムズ Noveller

ハッシュドッグはハッシュタグで今をつぶやけるSNSコミュニティ produced by 軽井沢タイムズ Noveller

毎日のニュースは軽井沢タイムズで

ニューヨークピュアラブストーリー・第六十八話

最新のタイムラインを確認する

「確かに、そうかもね」

由香は、ゆみから聞いて同意した。

「サンドウィッチの方が良いのかもね」

由香は、その話を隆にして、隆から岡島の奥

さん、良明のお母さんに伝えた。

「そうなのかしらね」

良明は、日本の小学校で、教室の皆が同じ給

食を食べていた時でも、お昼の給食を皆の前

では食べられなかったのだった。

「でも、試してみましょうか」

午前中の授業が終わって、お昼の時間だ。

ゆみは、シャロルやマイケルたちと、良明の

手を引いて食堂に移動した。

「いただきまーす」

これから、食堂でランチだった。

教頭先生の食事前の話が終わると、お昼のラ

ンチタイムになった。シャロルも、マイケル

も自分のランチを食べ始めた。

「今日はね、良明君も皆と同じお弁当だよ」

ゆみは、良明のバッグを勝手に開けると、中

から良明のランチを勝手に取り出した。

いつものお弁当箱ではなく、紙袋にサンドウ

イッチ、小さい缶ジュースが入っていた。

「アメリカンスタイルだね」

マイケルが、良明の弁当を見て答えた。

良明が学校でお弁当を食べられないのは、皆

とお弁当の中身がジャパニーズスタイルで違

うから食べられないのではないかと、ゆみが

由香に提案したものだった。

皆と同じなら食べられるかもしれない。

リプライする

あなたもこのつぶやきにリプしよう。

お持ちのアカウントでログインすると、ここに表示されるつぶやきフォームで呟けます。 Login / Register

Noveller by 軽井沢タイムズ

Copyright © 2016-2024 HASHDOG ハッシュドッグ X 軽井沢タイムズ Noveller All Rights Reserved.

Produced by 読進社 Designed by 今井ゆみ | 利用規約 | プライバシーポリシー.