エレベーターが17階に停まると、良明は降

りて、右側の廊下を進み始めた。ゆみも、慌

てて降りると、良明の後を追っかけて行く。

「どこに行くの?こっちだよ」

ヒデキは、ゆみたちに声をかけると、反対の

左側の廊下を進み始めた。

「あっちだってよ」

ゆみは、良明の手を握ると、ヒデキたちの方

向へ歩き出した。

「ここだよ」

ヒデキは、突き当りの部屋で立ち止まった。