「椎名君の家ってこっちだった?」

3人は、同じアパートメントらしいが、椎名

の家は、ゆみ達の住んでいる方向とは反対の

はずだった。

「今日はヒデキの家に1回寄ってから、ヘン

リーハドソンパークで野球する予定なんだ」

椎名は、ゆみに答えた。

「ハロー」

ゆみは、自分家のアパートメントのエントラ

ンスに入ると、そこのエントランスに立って

いた顔見知りの黒人ドアマンと挨拶した。