「日本人だし、日本語わかるし、いいかげん

にその繋いでいる手を離せよ」

ヒデキは、ゆみの握っている手を良明から離

すように言った。

「別に日本人だって、私たち仲良しなんだし

クラスメートなんだから、手をつないでも良

いでしょう」

「誤解するから、手を離せよ」

ヒデキは、ゆみの握っている手を無理やり良

明から離させようとした。

「え、ちょっと危ないったら」