先生に言われて、ゆみは大きく頷いた。

「ヨシュワキー君、私は中国語はよくわから

ないけど、仲良くしてね」

ゆみは、良明に言った。

そして、それからは、ゆみの言葉がヨシュワ

キーに伝わらなくても、ゆみがヨシュワキー

の手を引いて、手話のように指図していても

クラスの誰も笑わなくなった。

「でも、変よね」

ヨシュワキーが中国人であることがわかって

も、まだゆみには違和感が少しあった。