「私たち、先に行っているね」

シャロルは、ゆみに言った。

ゆみたちの午後の授業は音楽だった。ゆみは

良明をミスタールビンの教室に連れて行かな

ければならなかったので、シャロルは、先に

音楽室へ向かった。

「これからミスタールビンの教室に行くの」

ゆみは、良明に説明した。

「ミスタールビンは、私よりも日本語がすご

く上手だから、話しやすいと思うよ」

ゆみは、良明に伝えた。