「ゆみ、その通訳ならば、俺は日本語を全く

話せないけど、俺でも出来ると思うぞ」

マイケルが笑いながら、ゆみに言った。

確かに、今のゆみの誘導は、日本語らしい言

葉をまるで使っていない、手で引っ張っただ

けだった。

ランチタイムは、学校の地下にある食堂へ行

って、そこで食事をするのだった。

「食堂に行くのよ」

どうせ、ゆみが話す日本語は良明には通じな

いのだから、手振りで説明し始めていた。