「次はランチタイムです、生徒の皆さんは教

室の前に並んでください」

アスター先生は、皆に言った。

午前の授業中、ずっとゆみは自分のルーズリ

ーフを広げて、良明にも見せて、一生懸命、

先生の話している授業の内容を説明していた

のだったが、ゆみの日本語が通じないらしく

て、良明はずっと黙ったままだった。

「ランチタイムよ。前に並ぼう」

ゆみは、良明の手を引っ張って、椅子から立

ち上がらせると、一緒に前へ並んだ。