「今日はさ、岡島さんのお迎えにケネディ空

港まで行ってきたんだ」

隆は、ゆみに伝えた。

「誰?私の知らない人」

「知らなくはないんだぞ。ゆみだって、小さ

い時には岡島さんにいっぱい抱っこしてもら

って、俺がうまく食事させられない時、代わ

りにごはん食べさせてくれたんだぞ」

隆にそう言われても、ゆみには全く記憶がな

く全然覚えていなかった。

「全然覚えていないんだけど」