「お父さん、脱いだ服がそのままになってい

るよ、仕方ないわね」

美香が、お父さんのベッドの上に脱ぎ散らか

されている服を呆れたように眺めた。

「それでは、後はごゆっくり」

隆は、岡島さんの家族に挨拶した。

「帰ってしまうの?」

「うん、妹が家で待っているからね」

「そうか」

「ちなみに、俺も、このアパートメントの7

階に住んでいるから、これから宜しくね」