「良明君のお母さん」

ゆみが、良明のお母さんのことを呼んだ。

「はーい、何」

良明のお母さんは、笑顔でゆみに答えた。

「やっぱり、良明君のお母さんなんだね。美

香のお母さんって呼んでくれても良いのに」

美香が、ゆみに言った。

「毎日、学校で良明と同じクラスだものね」

良明のお母さんが、美香に答えた。

「ゆみちゃんって、自分のお母さんがいない

から、呼んだことないのよね」