「野球のペナントすごいいっぱいね」

ゆみも、良明の後を追っかけて部屋に入ると

声をかけた。

「良明君も野球やるの?」

ゆみは、ベッドの脇に置かれているグローブ

とバットを見つけて、良明に聞いたが、良明

は何も答えてくれずに、ベッドに腰かけた。

「良明君は、いつも、ここの部屋で1人で寝

ているの?」

ゆみも、良明の横に座ると、良明に聞いた。

「1人で寝るの寂しくない?」