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クルージング教室物語・第二十二話

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麻美子は、クルージング教室の生徒さんたち

が来たら、自分は隆のヨットから離れて、隆

が一緒にセイリングする相手は、生徒さんに

任せようと考えていた。

それが、生徒さんたちと出会ったら、まるで

自分の子供のように思えてきていた。

「それじゃ、来週は海でセイリングしよう」

ラッコの船内で、生徒さんたちとお喋りした

後、来週のセイリングを約束してから、お開

きになった。

「ね、かわいい子たちばかりね」

麻美子は、隆にうちの生徒さんたちと会った

感想を述べた。クルージング教室の生徒たち

が来ると聞いて、アメリカズカップなんかで

よく見る屈強なラグビー選手のような男性を

生徒たちにイメージしていたのだった。

麻美子は、ラッコにやって来た生徒さんが皆

かわいい女の子ばかりだったので愛おしく思

えてしまっていた。

「うちのヨットに、そんな屈強なラグビー選

手みたいなのが来るわけないじゃん」

隆は、麻美子から聞いて笑っていた。

「まあ、ラグビー選手じゃないだろうけど」

麻美子は、ヨット教室の生徒と聞いて、女性

ではなく男性でヨットを覚えたいという人を

思い浮かべていたのだった。

「加代ちゃんは可愛かったのよ」

「そうだったんだ」

麻美子は、帰りの車の中で、ロープワークを

教えてあげた話を隆に話していた。

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