ラッコは、フィンランド製のセイリングクル
ーザーで、キャビン内も木部を多用した豪華
だが重たいヨットだった。
その重さは、ヨットレースをするには不向き
で、のんびりクルージングを楽しむためのヨ
ットだった。
「うちのヨットは、見た目も、あっちこっち
キャビン内に木部を多用した重たいヨットで
ヨットレースでは速く走れません」
隆は、生徒たちに説明した。
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ラッコは、フィンランド製のセイリングクル
ーザーで、キャビン内も木部を多用した豪華
だが重たいヨットだった。
その重さは、ヨットレースをするには不向き
で、のんびりクルージングを楽しむためのヨ
ットだった。
「うちのヨットは、見た目も、あっちこっち
キャビン内に木部を多用した重たいヨットで
ヨットレースでは速く走れません」
隆は、生徒たちに説明した。
「ヨットレースで勝ちたいという方には、向
かないヨットですが、のんびりとヨットに乗
りたいという方には向いています」
「私と隆のおばさん、おじさんの2人だけだ
し、ヨットレースには出場できないしね」
麻美子が、隆の説明を捕捉していた。
「もし、ヨットレースをしたいって人がいた
ら、レース艇に変わることもできますけど」
隆は、ラッコの生徒たち皆に聞いた。
「誰も、ヨットレースなんかしないよね」
麻美子が皆に聞くと、皆一斉に頷いた。
「それじゃ、とりあえず皆、同じヨットに乗
る仲間になったのだし、お互いに自己紹介を
しまいましょうか」
隆の提案で自己紹介をすることになった。
「では、まず1番年輩そうだし、彼女から」
隆は、5人の生徒の中で1番長身で背が高い
女性のことを指差した。
「1番年輩って失礼な言い方よ」
麻美子は、隆の頭を小突いた。
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