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クルージング教室物語・第九話

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4月、横浜マリーナのクルージング教室初日

の朝、麻美子は、隆と一緒に横浜マリーナへ

来ていた。結局、隆のヨットが進水してから

4月まで毎日曜日欠かさず、ヨットへ乗りに

来ていた麻美子だった。

「生徒さんは、いつ来るんですか」

冬の間に仲良くなったマリーナの職員に、麻

美子は質問した。隆は、自分のヨットに行き

出航する準備をしていた。

「出航準備できましたけど」

隆は、ヨットを出す準備を終えて、マリーナ

の受付にいた麻美子を呼びに来た。

「生徒さんたちは、これから上の教室で座学

を受けるんですって。座学が終わるのが夕方

で、その後に各ヨットに分かれるみたい」

「うん。知ってる」

隆は、麻美子から説明された初日が座学な事

は、前々から知っていた。

クルージング教室初日は、朝から昼の休憩を

挟んで夕方までマリーナのクラブハウス2階

の教室で、1日ヨットに関する基本的なこと

を座学で学ぶことになる。

隆が、自分のヨットを所有したのは、この冬

のラッコが初だったが、その以前から横浜マ

リーナには、クルーで出入りしていた。

「だから、夕方までやる事ないのよ」

麻美子は、出航準備してきた隆に言った。

「だから、それまで2人で出航してこよう」

隆は、麻美子のことを誘った。

「わざわざ2人だけで出航するの」

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