「階段が多いね」

ジョーは、背の低いゆみが小さい足で校舎の

階段を上がっているのを見た。

「1番手前の教室が4組、1番奥が1組」

「そうなんだ、全部で4組までなの」

ゆみは、ジョーの説明を聞いていた。

「4組の誰かに聞いてみようか」

「うん」

ジョーが4組の教室を覗き込んでいると、

「ゆみ!」

ゆみは、廊下の向こうから大声で呼ばれた。