「だめよ、それじゃ授業をサボってしまうこ

とになってしまうでしょうが」

お母さんは、ゆみに注意した。

「ジョー」

隣の席だったおばさんが、職員室の中へ入っ

ていく生徒に声をかけた。

「あ、お母さん」

職員室のコピー機でコピーを取ろうとしてい

た生徒が、後ろから呼びかけられて振り向い

た。髪がもしゃもしゃ、フワッと天然パーマ

の髪型の少年だった。