「うちのヨットには、どんな生徒さんたちが

振り分けられるのかな」

麻美子は、自分が呼ばれるのを待ちながら、

考えていた。さっき、ロープの結び方がよく

わからずに私が教えてあげた女の子って素直

で可愛かったし、あの子がうちのヨットに振

り分けられるといいな。

「ラッコさーん」

教壇のマリーナ職員に呼ばれた。

「はーい」

麻美子は、慌てて教室前方へ移動した。