「大丈夫かな、私」

横浜マリーナの正面には、大勢の人たちが集

まっていた。自分と同じクルージングヨット

教室に参加するために来ていた人たちのよう

だった。こんなに大勢の人たちの姿を見て、

既に、香代の心臓はドキドキしていた。

入り口に立っていた男性スタッフに、クルー

ジングヨット教室の案内ハガキを見せた。

「クルージングヨット教室は、クラブハウス

2階で開催されます」

男性スタッフは、香代に伝えた。