「って、どういうこと?」

「アクエリアスを出さないで、ラッコだけで

皆、乗って来てしまえば良かったってこと」

「あ、そうか。それでも良かったよね」

麻美子は、隆に言われて納得していた。

「こっちで来れば、俺も楽だったな」

隆がラッコでクルージングに行きたいように

中村さんも、自分のアクエリアスでクルージ

ングに出たいのかと思ってたら、中村さんも

全然そんなこだわりは無いようだった。