陽子の後ろから香織も覗きこんだが、文系に

はさっぱりチンプンカンプンだった。

「うーん、どうだろうね」

やはり、隆と同じで、あんまり計算が得意で

ない陽子の返答も曖昧だった。

「瑠璃子なら、パッと計算できてしまうんだ

ろうけどな」

隆は呟いていた。

「ああ、なんかお腹が空いた」

「なんか食べようよ」