「たぶん、そうだよ」

隆と陽子は、話していた。

うららに次いで、プロントやスペクトラル、

ビッグショットなどレース艇の連中が次々と

ゴールしていた。

「ゴールの笛、瑠璃ちゃんが吹いているのか

な。忙しそうだね」

陽子が、艇がゴールする度に聞こえてくる笛

の音を聞きながら話した。

「うららには、流石に追いつけなかったか」