洋ちゃんは、オレンジ色やブラウンのジャケ

ットを手にしていた。

「学校に着ていく上着なんだろう」

「そうだね」

「だったら、あまり派手な色でなく、紺色と

かの方が良くないか」

お父さんは、洋ちゃんにアドバイスした。

「それじゃ、これとこれにしよう」

洋ちゃんが、ただの紺色だけのジャケットで

はどうしても納得できずにいた。