洋ちゃんは、ヒールがきつくなってくると、

事前にメインシートを緩めて、沈しないよう

にしていた。

「さあ、そろそろ暗くなりそうだな」

2人で湖をぐるっと一周してくると、夕刻の

時間になっていた。

「暗くなる前に、横浜に向けて帰ろうか」

「明日は、あなたも会社ですし、洋ちゃんも

学校ですものね」

お母さんは、お父さんに賛成した。