「あんた、学校大丈夫なの?もうそろそろ出

ないと遅刻するんじゃないの」

洋ちゃんの食べ終わった朝ごはんの片付けを

していたお母さんが、洋ちゃんに聞いた。

「ギリギリかも。行ってきまーす」

洋ちゃんは、学校に行く時のバッグを抱える

と、玄関から飛び出した。

健ちゃんは、家からすぐ近所の公立中学校に

通っているので、こんなに朝早く起きる必要

はなかった。