「で、なあに。あなたは、頭の使うことをぜ

んぶ健ちゃんにお願いしちゃっているの?」

「え、その代わりに、俺はヨットの操船とか

体を使うことをやっているの」

「そう」

「役割分担だよ、適材適所っていうやつ」

洋ちゃんは、2人で上手くやれているんだと

いうところを自慢してるつもりだった。

「あんたも少しは頭も使いなさいよ」

お母さんは、洋ちゃんに言った。