「麻美子だって、新島の島にはまだ来たこと

ないでしょう。島巡りしてこようよ」

「そうね」

隆に言われて、麻美子も、散歩するために皆

とラッコから岸壁に降り立った。

「私、まだメイクも何もしていない」

瑠璃子が、陽子と話していた。

「まだ若いし、メイクなんてしなくても大丈

夫よ。私だってまだ何もしていないし」

麻美子が言った。