「なんか買うものがあるなら、必要な食料品

だけ補充してからヨットに戻ろうか」

隆が、皆に言った。

殆どの店が、若者向けのアパレルショップの

中に埋もれるようにして、魚屋さんや小さな

スーパーがあった。

「すごい活気ある街ですね」

「今だけよ、夏が過ぎたら静かに戻るわ」

麻美子は、お店のおばさんと話していた。

「お刺身が少しほしいわね」