「城ヶ島」

香代は、ヘルムを取りながら、航海計器のモ

ニターに映し出された島の名前を読んだ。

「城ヶ島は、三浦半島の先っぽにある島の

名前よね」

麻美子は、香代に答えた。

「伊豆の島も良いけど、今度、1泊ぐらいで

三崎に行って、城ヶ島行ってみるか」

「うん!」

香代は、隆に頷いた。