「街中を歩いてみようよ」

瑠璃子が提案して、皆は元町の街中を歩きに

出かけた。といっても、ほんの少し周っただ

けで、元町の街は周り終わってしまった。

「小さな町」

「大島の中心っていうから、もっとお店と

か色々あるのかと思った」

瑠璃子が言った。

「波浮の港と同じぐらいしかお店の数も無か

ったよね」