「それは、きっとお金だけじゃないんでしょ

うね。都心でやったら、いくら儲かるとかじ

ゃなくて、この地で、この地のもので料理を

提供したいみたいなんじゃないの」

「さあ、お腹が空いた。お昼ごはん食べに入

ろうよ」

隆は、車を駐車場に停車させると、車を降り

て、陽子や瑠璃子と一緒に料理屋の建物の中

に入った。

麻美子も、雪と一緒に車を降りた。