真ん中には、香代と瑠璃子が座って、最後部

に雪と陽子が座った。

「そこを右ね、その先を左折」

隆は、これからどのコースでどう島を周るの

か知らなかったが、ぜんぶ行き先を麻美子が

把握、指示してくれるので、なにも心配せず

に、ただ麻美子に言われるまま走っていた。

「最初の目的地って三原山なの」

車は、海沿いからどんどん島の中央、内陸に

向かってずっと登っていた。