「本当に、こんなところで食べるの」

麻美子たちが、捌き終わった魚を盛り付けた

お皿を持って、キャビンから出ると、目の前

の岸壁にいる隆たちのところへ移動した。

ラッコの正面の岩壁は、ちょうどバス停の目

の前で1時間に1、2本のバスが停まる度に

お客さんが数人降りてくる。

おまけにすぐ側には公衆トイレまであった。

「トイレの真ん前だよ」

瑠璃子が言った。