「確かにそうでした」

隆は、麻美子の母親に答えた。

「そういえば、車屋さんで、麻美子って俺の

奥さんとかって呼ばれてなかった?」

「うん。隆と出かけると、いつも言われるこ

とだから一々訂正しなかった」

麻美子は、隆に言った。

「夕食にしましょうか」

麻美子のお母さんが、皆を呼んだ。

「どうせなら、今夜のうちにマリーナに行っ

て、ラッコの船に泊まらないか」