まだ21歳の香代のことを、麻美子は、まる

で自分のかわいい妹のように思えていた。

「そういえば、隆さんと陽子ちゃんってどう

したんだろう?まだセイルを片付けているの

かな?」

瑠璃子が呟いた。

「ほらほら、あそこに来ているじゃん」

ラッコの船体から下りてきて、こちらのパー

ティー会場にやって来る2人の姿を見つけて

雪が叫んだ。

「やっと片付け終わったのね」