良明は、ゆみには何も話さないのに、隆には

ゆみに見えないように大きく頷いていた。

「学校の勉強は慣れてきたか?」

「ええ、まだ英語はよくわからないですが」

「宿題とかあったら、ゆみにやらせちゃえば

良いからな」

「ありがとうございます」

良明は、隆とは普通に会話をしていた。

「ゆみ、そろそろ帰ろうか」

隆は、ゆみを連れて、自分たちの家へ帰るた

め、立ち上がった。