「私はね、いつもお兄ちゃんと一緒の部屋で

寝ているんだよ」

ゆみが良明に言った。

「さっきの人が、私のお兄ちゃんなの」

ゆみは、良明に説明した。

「ね、お喋りしようよ」

ゆみは、良明に聞いたが、良明は黙ったまま

だった。

「さっき、ヒデキ君たちといっぱい話してい

たじゃないの。私の日本語ってそんなに下手

なのかな?」